小学生でもわかる!インターネットでホームページが見れる仕組み

ホームページを作りたい!

でも一体何から手を付けていいのかわからない!

という方も多いのではないでしょうか?

そんな時はまず「インタネットでホームページが見れる仕組み」について理解を深めてみてはいかがでしょうか。

仕組みの中で、サーバーや、ドメイン、htmlなど聞いたことはあるけどあまりイメージができない言葉が出てきます。

この3つはホームページ作成する手順の基礎中の基礎なのですが、初めて見る人にとっては
難しい用語だと思考が停止してしまいます…

そこで、難しい専門用語を覚えるのではなく、イメージとしてとらえる事ですっーと頭の中に入ってきます。

仕組みを頭の中にイメージをすることでホームページ作成でどこに力をかけたらいいのかわかります。

このページでは以下の構成にてその「仕組み」について詳しく解説します。

1、ホームページが表示されるまでの仕組みを図解で見てみよう
2、仕組みをさらに分解するとHP作成に必要なものが見えてくる

これを見る事で、ホームページ作成の第一歩を快適に踏み出すことができますよ。

それでははじめて行きましょう。

1、ホームページが表示されるまでの仕組みを図解で見てみよう

(1)ユーザーがブラウザでURLを入力します。
URLとは「http://toyota.jp/」のような文字列の事でブラウザに入力する事でHPを閲覧する事ができます

直接入力の他にユーザーがホームページにたどり着く方法として3つの方法があります。

・検索エンジンから
検索エンジンから文字を打ち込んで表示されたHPを閲覧する

・リンクから
facebookやtwitterなどに表示されたリンクをクリックしHPを閲覧する

・QRコードから
雑誌やチラシに印刷されたQRコードをスマホで読み取るとHPを閲覧することができます。
これらの行動の結果はすべてブラウザにURLが入力されているという状態になります。

(2)入力されたURLでサーバーを探す
URL(例:toyota.jp)と入力すると、インターネット上にある多数あるWEBサーバーの1つを特定することができます。

(3)サーバーが応答する
ユーザーから特定されたサーバーは、ホームページのデータである文字や画像をユーザーに送ります。

(4)ブラウザが文章や画像を表示する。
送られてきた文字や画像を受信し、ブラウザがユーザーに見える形に成形して表示します。

説明しなくてもこんなものはわかるよ!

という声が聞こえてきそうですが、確かに、普通インターネットを使っていると、意識しなくてもこのようなことは一般常識ですよね。

ですが、実はこの図はもう少し詳細に書く必要があります。

ネットを利用して閲覧をするだけであればこのままの概念で構わないのですが、WEB担当者としてはもう一歩分解して理解する必要があります。

それを今から説明します。

2、仕組みをさらに分解するとHP作成に必要なものが見えてくる

先ほどの仕組みにDNSサーバーというものが追加されました。
加えて「ドメイン」「IPアドレス」や「html」という用語が出てきました。

仕組みを詳しく解説しながら同時に用語についても解説していきます。

以下の説明で特に重要な用語に関しては青枠で囲っていますので上の表と合わせてみてください。

1、ユーザーがブラウザにURLを入力

「URL」と「ドメイン」の関係について
URLは「http://toyota.jp/」のように表記されます。
そしてドメインはURLの一部の文字列「toyota.jp」の部分です。
最近のブラウザは「toyota.jp」と入力すると「toyota.jp」のまま表示されてしまいますが、厳密にURLを書くと「http://toyota.jp/」になります。

2、DNSサーバーに問い合わせる

DNSサーバーとは
「ドメイン名を元に、WEBサーバーのIPアドレスを教えてくれる」というのが一番大きな役割になります。
DNSサーバーは「ドメインとIPアドレス」を1セットとして多数のデータを収録しています。DNSサーバーは名前(ドメイン)と番号(IPアドレス)を多数管理する事から電話帳などによく例えられます

「IP アドレス」とは
ネット上につながれたコンピュータすべてに割り当てられた個別の番号で「178.16.0.12」のような表記になります。しかし、数字だと非常にわかりにくく混乱するため「toyota.jp」のようなドメインで代用することが一般的です。
IPアドレスは、数字を4つ組み合わせたもので、単にアドレスと略されることがあります。

3、DNSサーバーがドメインに対応するIPアドレスを返答

例)http://toyota.jp/のIPアドレスは178.16.0.12ですよ!と返答する

4、WEBサーバーにIPアドレスでアクセス

今度はブラウザがIPアドレスで通信し直接サーバーを指定することができます。

5、WEBサーバーがhtmlを出力する

ユーザーから特定されたサーバーは、ホームページの実態データであるhtmlを出力します。

WEBサーバーとは
ネット上に存在するコンピュータで、あらかじめホームページに必要な画像や文章(htmlなど)を保存して置くことができます。
ユーザーから要求された場合、該当するURLのhtmlや画像をユーザーに返信します。

今見ているページのURLは以下の通りですが
http://www.dekiru-web.net/homepage/shikumi.html

分解すると以下のようになります。
WEBサーバーの指定は「hwttp://www.dekiru-web.net/」で特定できていますので、その下のフォルダ名とファイル名を指定する事で直接指定することができます。
ファイル名の末尾に「.html」と表記されていますがファイルの種類を表しています。

HTMLとは?
Hyper Text Markup Language(ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ)の略で、ホームページの実態ともいえる存在です。私たちがブラウザで観ているWebページのほとんどが、HTMLで作られています。
HTMLはブラウザの「ページのソースを表示」で簡単に確認することができます。

6、ブラウザが文章や画像を表示する。

受信したhtmlをブラウザが解釈し、html内で指定された画像や文字を表示します。

まとめ

以上、ホームページが見れる仕組みについて書いてみました。

いくつか聞きなれない用語があったと思いますが、この仕組みを整えるには実は「ドメイン」「レンタルサーバー」2つしか必要ありません。

詳しくはこのページを見てください。
これだけはそろえよう!HPの作成に必要なもの

そしてホームページの実態は「html」であるという事もとても重要です。
htmlについては奥が深く、辞典ができるほど内容が豊富です。
昔はhtmlを手打ちしていましたが、現在ではCMSを利用すればある程度自動化されますので、ほとんど自分で書く必要がなくなりました。
少ない労力で成果の出るホームページの作り方

いかがでしたでしょうか?
誰でもわかるように、なるべくやさしく書いたつもりなのですが、仕組みについてなんとなくイメージができましたでしょうか?
仕組みを頭の中にイメージをすることができればホームページ作成の第一歩を快適に踏み出すことができますので是非参考にしてみてください。

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