会社のホームページの目的の決め方

最近、ブログでウェブサイトを作る事が本当に簡単になりましたよね。

ブログは更新が簡単なので会社のホームページとして発信している人も多いと思います。

でも、なかなか思うような「成果」が上がらず困っている人が多いのも現状ではないでしょうか?

その原因は、ホームページの「目的設定」が間違っているからかもしれません。

ホームページの目的設定があいまいなままですと、いつまでたっても「成果」を得ることができません。

まるで、車でドライブする時に目的地を設定せずにふらふら運転だけしているように…

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そこで、本記事では「会社のホームページの目的」の決め方について書いていきます。

ホームページの目的がきちんと決まれば、ホームページからの来店や問い合わせなど増やし、売り上げをアップすることができますので、ぜひチェックしてみてください。

最近では、facebookなどのSNSが普及してきたおかげで、ホームページの役割も少しずつ変わってきています。

売り上げは「集客×成約率=売り上げ」のような公式に示されるよう集客と成約率に分解することができます。

SNS普及前はウェブサイト(ホームページやブログ)しかなかったので、集客と成約をすべてウェブサイトに役割を持たせる必要がありました。

しかし、SNSが普及した現在では集客の一部をSNSで行い、ウェブサイトでは成約に特化するという使い方が一般的になりつつあります。

つまり「ホームページは今すぐ客になりそうな方へ成約を目指す場所」として存在することが理想で、私はこれからのトレンドだと思っています。

そう思う理由は


をご覧ください。

では、ホームページは成約の場ということ踏まえたうえで、会社のホームページの目的の決め方について考えてみましょう。

会社のホームページの目的の決め方

これを導き出すための重要なポイントが3つあります。

1、事業全体の目的を明確にし、その中でHPの役割を決める
2、HP上でお客様に一番取ってもらいたい行動を決定する
3、目的が明確になると売上アップが見えてくる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1、事業全体の目的を明確にし、その中でHPの役割を決める

あなたの事業の最終的な目的は?
まず、あなたの事業全体の最終目標とは何かを考えてみましょう。

その、最終目的を果たすために、ホームページが果たす役割は何なのか?という事です。

最終目的を達成するためにはホームページ以外いくつかの工程を経て達成すると思います。

例えば、あなたの最終目標が「家を売る」という事であれば、以下のようなフローになるかと思います。

(1)ホームページから見学会の申し込みを取る
(2)申込者にアプローチして関係を深める
(3)家が売れる

かなり、ざっくりとしていますが、ホームページが果たす役割としては

(1)ホームページから見学会の申し込みを取るところまでです。

このように、最終的に果たしい目的から逆算すると簡単にホームページの役割が見つけられます。

迷路をゴールから解いたら簡単にできる!に似てますね。

2、HP上でお客様に一番取ってもらいたい行動を決定する

ホームページの役割が決まったら、具体的に訪問者に取ってもらいたい行動を決めましょう。
ホームページ上で顧客が取れる行動としては以下のようなものがあります。

(1)電話をかけてもらいたい
電話予約や電話注文など、オペレーターを確保できる場合には利用したい方法です。
ただし電話は営業時間内に限られるデメリットもあります。

(2)フォームからの問い合わせをしてもらいたい
ホームページ上で情報提供をして問い合わせを最大化するパターンです
フォームは24時間稼働するため、時間に左右されることがありません。
フォームは以下のような問い合わせや申し込みを受け付けます。

質問の受付
購入前の相談
資料請求
サンプル請求
求職者のエントリー
セミナーの申し込み
メルマガの登録

(3)ホームページ上で直販したい
ホームページ上で決済を行い、販売するタイプです。
販売点数が多い場合には本格的なショッピングカートが必要ですが、数点の場合には、PayPalなどでホームページに決済機能を付けて販売することができます。
簡易的な物販、宿泊予約、ダウンロード販売など

(4)直接来店してもらいたい
ホームページを来店のきっかけとしてもらうパターンです。
居酒屋やネイルサロンなどの店舗紹介のホームページを作る場合には直接来店を促進する事をホームページの目的とします。

3、目的が明確になると売上アップが見えてくる

ホームページの目的が明確になると、どんなコンテンツを作ればよいのかがわかってきます。

例えば「化粧品のサンプル請求」をしてもらいたい場合、以下のようなページを作り、そのすべてからサンプル請求ページへ誘導する必要があります。

その化粧品がどんな効果があるのか?
使った人の感想は?
つかってる素材は安心?
値段はいくら?
どうやって手元に届く?
試さないとわからない

サンプルは請求ページ

そして、サンプルの請求後、実際に買ってもらえるまでの流れを設計する事で「ホームページではここまで役割を果たせばOK」というのが見えてきます。

(1)ホームページでサンプル請求(ホームページではここまでOK)
(2)申込者にアプローチして関係を深める
(3)商品が売れる(売上アップ)

全体的な流れの中で(1)ホームページでサンプル請求を最大化する事が出来れば、次の工程も自動的に大きくなるということになります。

まとめると

1、事業全体の目的を明確にし、その中でHPの役割を決めて
2、HP上でお客様に一番取ってもらいたい行動を決定すと
3、どんなコンテンツを作ればよいのかがわかってくるため成約率が高くなり

売上が上がる!

ということになります。

本記事が参考になれば幸いです。

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